人生哲学

これからの時代は、アート(オリジナリティ)が価値のあるものになっていく。

全員が表現者(アーティスト)として生きる日もそう遠くないだろう。

なぜそう言えるのかというと、

これだけ物と情報に溢れた時代になり、普通に生きていく分には困らなくなった。

ある意味恵まれた環境になっていった。

そんな中で生まれた最近の若者は、物に対する執着がなくなっている。

車を所有すること人は少なくなり、夢のマイホームを購入したいという気持ちを持っている人はかなり少なくなっているように思える。

それだけ今の人達は物に不自由していないのだ。

冷蔵庫やテレビがあるのは当たり前。

スマホがあれば基本的に何でも出来るから娯楽にも困らなくなった。

SNSや動画視聴などは、無料で十分に楽しめる。

映画を観たいと思ったら、アプリをダウンロードすれば月額1000円もあれば見放題。

楽しむということに関してはお金がなくてもとても楽しめるようになりました。

それだけ恵まれた環境に生まれた若者は、

物を所有することに関して執着がないのは当然と言えば当然かも知れません。

確かにスマホへの執着は物凄いものがあるかも知れませんが、それは豊かな生活を送るという執着が全てスマホに詰まっているのだからスマホへ執着をするのは普通のことでしょう。

スマホで全て完結してしまう時代。

だからこそ若者はお金への執着も前ほど無くなっています。

一昔前までは、一生懸命働いて出世して、お金を稼いで良い物を買ったり、良い車を乗って良い家に住む。

それが一番の幸せの定義となっていました。

しかし現代では、一生懸命働くよりも、楽に早く仕事を終えてプライベートを充実させたいと思っている人がとても多くなってきています。

自分の時間を大切にし、生活の豊かさよりも心の豊かさを求めているのです。

だからこそ出世して多くのお金をもらうよりも、平社員で良いから早く仕事を終えて、自分のために時間を使いたいと思っているのです。

それは、金銭的な豊かさよりも、心の豊かさを求めているからこその選択でしょう。

そういう気持ちを持った人が増えたからこそ、仕事へ対する自分の在り方も大きく変わりました。

仕事は多くのお金を得る為にやるのではなく、

「どうして自分がこの仕事をするのか」

「何のために自分の人生を使うのか」

「この仕事によって誰かの役に立っているのか」

そういった「やり甲斐」を求めて仕事をする人が増えたのです。

「自分は何の為に働くのか」

「自分の存在意義は何なのか」

そういったやり甲斐と存在意義を仕事に求めるような人が増えたのです。

今までは物が増えること、そして経済的に豊かになることが仕事の目的である人が多かなった。

それが自分自身の存在意義を求めて仕事をしたいという気持ちに変わっていったのです。

どちらが正解というわけではなく、

単純に環境の変化によって起きた精神的な変化と言えるでしょう。

そんな時代の変化と共にこれから重要となっていくのが、アートの世界です。

芸術とや自己表現と言っても良いかも知れません。

これからどんどん科学が進歩し、仕事のほとんどが機械に代替されていくでしょう。

その流れはこれからどんどん加速していきます。

そうなっていくにつれて、どんな仕事をするのかが重要になってきます。

スーパーのレジの仕事はなくなり、自動運転が進めば配送する仕事も機械が行うようになります。

そうやって今までやっていた仕事がなくなり、新しい仕事が生まれるでしょう。

機械的な単純作業は機械に変わり、人間のやる仕事は限られてきます。

そこでこれから注目されるのが、

アート、デザインの世界です。

デザインやアートというような新しいことを生み出すような仕事は、まだまだ機械が行うことは出来ませんし、何よりも人間の欲求として自己表現したいという欲求が消えることはありません。

自分の存在意義を求める欲求。

承認欲求というのは、

今までよりも更に高まっています。

自分にしか出来ない事への憧れは強くなっています。

それを叶えてくれるのが「アート」です。

自分にしか出来ない表現。

自分が表現したいものをそのまま表現する仕事。

それは人間の欲求にマッチした一番人間が求めているものだと言えるでしょう。

もちろんその自己表現の手段は、

「絵」や「歌」、「陶芸」、「小説」のような芸術作品である必要はありません。

「革職人」、「料理人」というような技術職でも自己表現は出来ますし、

もっと言えば、清掃業や接客の仕事でも何でも良いのです。

全ての仕事は芸術(アート)とし成り立つのです。

清掃にしても、

「誰よりも輝きを出す清掃を出来る人」はそれだけでアートになります。

接客業も、

「誰よりもリラックスした空間を作り出す接客」というような接客が出来ればそれも一つのアートです。

アートやデザイン、芸術と言うと、難しく聞こえてしまいますが、「オリジナリティ」と言えば良いでしょう。

アートや自己表現というのは、「オリジナリティ」であり、個性を出すという事です。

その人の世界観を表現する事。

それこそがアートそのものなのです。

世界観や個性を表現することが出来るのなら、どんな職業であっても良いでしょう。

何かにこだわらず自分を素直に表現出来ると思うものがあれば、それであればどんなものでも良いですし、全てがアートになります。

今までも沢山の物が機械で量産されて、とても安く良い物がみんなの手に渡るようになりました。

それはとても良い事なのですが、その分どんなものにもオリジナリティがありません。

どれも似たり寄ったりになってきています。

それだけ出尽くした状態になってきているのです。

そんな時代だからこそ、オリジナリティに価値が生まれる時代なのです。

アートに価値が生まれる時代になってきたのです。

生き甲斐ややり甲斐、生きる意味や自分の存在意義を求めている人が多い時代だからこそ、アートやデザインというような自己表現が現代ではとても重要な存在になってくるでしょう。

みんながそれぞれ自己表現をして、生きていく時代もそう遠い未来ではなくなっていくと私は感じています。

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