人間にとってはこの現実世界よりも自分の思い込みの世界の方が本当の世界

人間というのはとても思い込みが強い生き物です。

それは当然と言えば当然のことなのです。

それだけいろんな事をイメージする知恵を持っているからこそ思い込みというものが存在します。

その思い込みをする力というものはすごいもので、現実世界よりも思い込みの世界の方が本当の世界(現実世界)よりも現実だと言わざるを得ないくらいに大切なものなのです。

自分の思い込みは現実となる

自分の思い込みの力、イメージする力というのはとてもすごいもので、現実をも凌駕するものです。

どうしてそう言えるのかというと例えば、

隣の人達が自分の方を見てヒソヒソ話をしていたとします。

そうなると「自分が何か変なことしたのかな」そう思うでしょう。

とても嫌な気分になります。

かなりストレスに感じてしまうでしょう。

しかし現実世界では、

「隣の人達は自分の奥にある絵を見てその絵について話していただけ」だった。

そんな現実だったらどうでしょう。

もしその場で確認することが出来なければ単純に「自分は悪口を言われた」という現実だけが残ります。

その人達に確認をしなければその誤解を解くことは出来ないでしょう。

そうなると「現実世界」よりも「思い込みの世界」の方が現実になってしまうのです。

それくらい人間というのは案外イメージの世界の中で生きているのです。

自分の人生では自分が主人公

常に私たちは現実世界に生きているように見えて思い込みの世界に生きています。

それが別に悪いことではなく当然と言えば当然なことなのです。

なぜなら私たち人間は生まれてから死ぬまで自分は自分として生まれて、そして死んでいくからです。

他の誰かになることは出来ないからです。

自分は客観的な意見を持っていると思っていたとしても、それは自分から見た客観的な意見であって、本当の客観的な意見とは違うでしょう。

それがいけないことではなく、人間というのはそういうものなのです。

少なからず自分の意見を組み込んだ意見になってしまうので、完全な客観視というのはかなり難しいものがあるでしょう。

ですから人は常に妄想の世界と現実世界の狭間で生きているものなのです。

常に行ったり来たりしているのです。

それは人によって現実に近い人もいれば、妄想に近い人もいます。

それは人それぞれの個性です。

そしてそれは他人との比較でしか計ることが出来ませんから、自分自身からするとみんなが自分にとっての現実を生きているのです。

それが私たち人間という存在なのです。

もし現実が全て見えているのだとしたら現実は自分の思い通りにすることが出来る

自分が思っている現実と本当の現実がもし仮に全く同じだったとしたら、人は悩むことはないでしょう。

なぜなら今起きている出来事が全て理解出来ているということだからです。

今起きていることが全て理解出来ているのならほとんどの出来事を受け入れることが出来ます。

今ある現実から未来予測も出来るでしょう。

そんな人はいないでしょう。

例えば、

今自分は友達と喧嘩しているとします。

現実が完璧に見れているのだとしたらどうして相手が怒っているのかが分かります。

そして自分の気持ちも当然分かっています。

どうして言い争っているのかも分かります。

そうなるとどうすれば喧嘩が終わるのかも分かります。

どうしないといけないのかも分かるでしょう。

そうなると話し合っても仕方がないと思うのか、

それとも自分が一歩引いて仲直りするのかも自分の意思で決めることになるでしょう。

本当の現実と思い込みの世界が全く同じということは、それだけ完璧に現実を見れているからやるべきこともやらなければいけないこともすべて分かると言うことなのです。

そうなると現実を完璧に見れている人はいないということなのです。

どうしても自分の色眼鏡で見てしまいますし、自分の意見が正しいと思ってしまうのは人間の癖でもあるのです。

それは生まれてから死ぬまで自分としてしか生きないわけですから当然のことなのです。

それだけ人間は妄想の世界、思い込みの世界で生きていると言うことなのです。

現実世界を正しく見るためにはどうすれば良いのか

それだけ人間は妄想の世界で生きているのなら、どうすれば現実世界を正しく見ることができるのでしょうか。

結論から言いますと、

完璧に現実を見ることは出来ません。

しかし出来る限り現実を正しく見ることは出来ます。

その時に大切なことは、

相手の気持ちを理解することです。

相手の気持ちを理解することで相手がどんな視点で見ることが出来ます。

相手の気持ちが出来る限り理解出来ればどうして相手がその発言やその行動をするかが理解出来ます。

そうやって相手の気持ちが分かってくると色んなことに対しての理由が分かってくるのです。

そうやっていろんな人の気持ちを理解することで、ある程度現実に近い視点で物事を見ることが出来るようになるでしょう。

それにはたくさん話して意見と感覚のすり合わせが重要です。

大切なのは知識と経験ということになります。

もちろん目の前の相手のことを理解出来たとしても、その他の人のことは理解できる訳ではありません。

そうなるとすべての物事を理解することは出来ないのです。

すべての物事が理解出来ず、自分の世界(思い込みの世界)の中で生きている。

それが人間なのです。

なので本当に現実を正しく理解するためには、

「人間は全てを正しく見ている訳ではなくそれぞれが自分の思い込みの世界で生きている」

ということを理解することが重要だということなのです。

最後に

人間というのはみんな妄想の世界の中で生きていて、なおかつ何となく共通する世界(この現実世界)の中で生きているのです。

現実世界(共通世界)ではみんなが交わっているのですが、その中でもみんながそれぞれ思い込みの世界で生きているのです。

人の数だけ世界があるのです。

人の意識の数だけ小さな宇宙があるのです。

それがパラレルワールドなのです。

そのことを知っているだけでも、みんなが現実世界に生きているようで生きていないんだと理解するだけでもかなり現実を正しく見ることが出来るでしょう。

そうやっていろんな事を受け入れて成長し、そして幸せに近づいていくのです。

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