心理学

完璧主義の人の考え方とのその直し方。完璧を求めても完璧にはならない。

完璧主義の人は何でも完璧にしないと気が済みません。

「完璧にやるまで終わらせない」

「中途半端にやるのが嫌だ」

「納得するまでやりたい」

もちろん完璧に仕上げたり最後までしっかりやるということは大切な事ではあります。

しかし完璧主義というのは良い点もありますが悪い点もあるのです。

完璧というのは自分が納得するかしないかだけ

完璧にやるまで納得出来ないと思ってしまいますがそもそも完璧なんていうものは存在しません。

その完璧というものは、自分が納得したかしないかという話であって、自分が完璧だと思っているものも他の人からすればそれは完璧ではありません。

例えば自分の家の掃除だとします。

「掃除は完璧にやりたい」

「そうじゃないとやる気が出ない」

そういうことがありますが、もし自分の中で完璧に掃除を終わらせたとしても掃除のプロがその部屋を見たら、「まだまだ汚いし整頓されていない」と感じるはずです。

料理だってそうです。

自分の中でこだわって料理を作ったとしても、

「プロが見たら全然まだまだ改善の余地がある」と思うでしょう。

そのように完璧というものは自分が納得するかしないかというだけで、これが完璧!というものはないのです。

完璧にやってもまたその完璧は変わる

どんなに完璧にやったとしてもその完璧というのはまた変わります。

その時は完璧だと思ったとしてもまた時間が経ってくれば考え方も変わったり、自分の成長とともにその完璧も変わってくるのです。

過去に書いた作文などを見直してみるとその時は完璧だと思っても後から見直してみれば全然完璧ではなかったという事だって多々あるでしょう。

その時に完璧だと思ってもそれはずっと完璧であるわけではないのです。

だったらそんなに完璧を求める必要はありません。

成長すればまたその完璧は変わります。

その都度自分が出来る範囲でやっていけば良いのです。

ある程度で終わられる方が良い事もある

全てを完璧に仕上げようとするとそれだけ時間も労力もかかってしまいます。

それだけたくさんの時間を使って、それだけたくさんの労力を使ってまで完璧に仕上げることが果たして本当に完璧なのでしょうか。

ある程度にして他の事に取り組んだり自分の成長に繋げていくような行動に時間を使った方が良い事もあるのです。

もちろん職人であれば、最高のものを作るためにこだわったり完璧を求めるべきでしょう。

買う人はそのこだわりを求めて買うわけですからやるべきです。

しかしそうでない限りは完璧は求められていません。

完璧ではなくしっかりと出来ることをやるということの方が求められているでしょう。

ですから完璧にやることが完璧ではありません。

それはただの自己満足でしかありません。

完璧に仕上げることばかりに気を取られていて人に迷惑をかけていたら何の意味もありません。

ある程度で終わらせる事も大切なのです。

完璧よりも大切なのはバランスです。

バランスが取れている方が完璧に近いと言えるでしょう。

完璧は存在しない

「全てが完璧」というものはありません。

それはなぜかというと、良いものと悪いものは自分の見方や考え方次第で変わってしまうからです。

恋人の選びでもよく完璧主義の例がありますが、

「芯があって、優しくて、見た目も良くて、仕事も出来て、自分を優先してくれて・・・・」

いろんな理想があると思いますがそれはなかなか難しいですしそんなものはありません。

芯がある人は、その部分では頑固な部分はありますし、

優しい人は優柔不断なところがあります。

仕事が出来る人は、いつもいつも恋人を優先に出来るわけではありません。

そのように良いところと悪いところはセットであるし、自分の見方や考え方のさじ加減でしかないのです。

なので全てを兼ね備えている人がそもそも存在しないですし、それは全て自分の見え方や考え方によって、良いと思うのか悪いと思うのか、メリットなのかデメリットなのかというものが変わってきます。

視点を変えれば良いも悪いも逆転しますし状況によっても逆転することはあります。

ですから完璧でどんな状況でも全てが最高というものはないのです。

全てを手に入れることは出来ない

完璧を求めて全てを手に入れようと思ってもそれは出来ないのです。

全ての物事は良いとか悪いというものではなくてただの特徴でしかないからです。

同じ人を見たとしても、

すごく気を使えて優しい人と思う人もいれば、優柔不断で自分の意見を持っていない人と思う人もいるでしょう。

すごく細くてとても綺麗な人と思う人もいれば、細すぎて骸骨見たいと思う人もいます。

それは見る人によって、その人たちの価値観によって見え方が変わってくるのです。

全く同じ人を見ても感じ方は人それぞれです。

ですからみんなから見て最高であり完璧な存在というものはそもそもないのです。

ただの特徴というだけの話です。

その状態が自分が好きだから完璧と感じるだけであって、また自分の価値観が変われば完璧も変わります。

そのようにすぐに変わるようなものは完璧ではないのです。

ですから完璧というものは存在しないのです。

そんなものを追い求める必要はないのです。

完璧ではなくて自分が良いと思える自分になっていけば良いのです。

完璧主義をやめよう

完璧主義を突き詰めていっても完璧にはなりません。

しかも完璧主義というのは、

「完璧にならないなら初めからやらない」

ということも起きてしまいます。

それだと最初から行動することを放棄してしまうことになるので、本当は好きなのに完璧でないと納得出来ないからやらないということになったり、

自分が向いていることもやらずに終わってしまうこともあるので、チャンスを逃してしまいます。

それでは完璧主義なのに何も完璧ではなくなってしまいます。

人間なので失敗することは当たり前ですし何が出来て何が出来ないかなんてやってみないとわかりません。

それに好きであることを続けてみることで最初はダメでもどんどん出来るようになって、結果目指していた完璧に近い状態になることだってあります。

ですから完璧主義という気持ちは、自分が諦めてしまう原因にもなるので、捨ててしまって自分の好きなように生きる方がずっと良い結果が待っています。

まとめ

完璧主義はこだわっていて理想が高くて一生懸命という良いこともありますがデメリットもかなり大きいものです。

ですから完璧主義の気持ちを持つのではなくて、

「昨日の自分より少しでも良い自分になろう」

「完璧じゃなくても少しづつ出来るようになればいい」

と考えるを変えれば、初めから諦めたり自分の可能性を潰すことはなくなるでしょう。

完璧というもの自体がそもそも存在しないものなのでそんな存在しない幻想を追い求めていても何も意味はありません。

完璧とは自分が満足出来たかどうかでしかないのです。

自分が満足出来たら完璧であり、自分が気になっていれば完璧ではない。

それは完璧主義というよりかは細かい人でしかありません。

そんなものを追い求めるのであれば、もっと自分自身がより良い方向へ進んでいくにはどうすれば良いのかを考えたほうがずっと有意義です。

完璧主義をやめて人間なのだから失敗して当然というような広い心を持つほうがよっぽど完璧に近いと私は思います。

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