人生哲学

理性(思考)と本能(心)は違うことを考えている。悩みは理性と本能の違いで生まれる

「そんなの気持ちの問題だから気にしなくていい」

「お前はやる気がないからダメなんだ」

「頑張れないのは気持ちが弱いからだ。もっと頑張れ」

そんな風に気持ちの問題だからと言って、なんとなく根性論で片付けられてしまいます。

それはとても危険なこと。

気持ちの問題も体の問題と同じくらいに大きな問題です。

心の問題だからといって、根性論でどうにかなると思ってはいけない

だいぶ減りつつありますが根性論はいまだに残っています。

「やる気がないのは自分のせいだ」

「仕事をやりたくないのはみんな同じだ」

「気持ちが弱いから負けるんだ」

そんな風に気持ちのせいにして怒られたりすると話が終わってしまいます。

しかし実際はそういう気持ちの問題ではあるかもしれませんが、その気持ちが悪くなってしまうにも理由があります。

そこを考えていかなければ根本的に問題は解決しないのです。

心(本能)と頭、考え(理性)は別物

心(本能)と頭(理性)がいつも同じことを考えて、同じものを感じているわけではありません。

そこが人間の難しいところなのです。

例えば、

「頭では頑張らないといけないのはわかっているけど、気持ちがついていかない」

なんてことは多々あります。

仕事の締め切りが間近になっていて、終わらせなければいけないのだけどどうしてもやれる状態ではない。

その時は、

「頭ではやらなければいけない」と思っているけど、

「気持ちではやりたくない」と思っています。

そういう時は、思考(理性)と気持ち(本能)はぶつかり合ってしまっています。

いつも同じことを感じているわけではないのです。

どうして本能と理性がぶつかってしまうのか

本能と理性がどうしてぶつかってしまうかというと、頭で物事を考えて判断して行動し過ぎることで本能をおろそかにしているから起こってしまうのです。

それはどういうことかというと、

本能では「この仕事はやりたくない」と思っているのに、

理性では「この仕事をやらなければいけない」と言って、無理やり本能を無視して仕事をします。

それが長い間続いていると本能が暴走を始めます。

「なんで嫌なことばかりをやらせるんだ。好きなことをやらせろ!」

「自分のやりたいことはこんなことじゃない。我慢ばかりじゃなくて本能も尊重してくれ」

と本能が言い始めるのです。

それでもそのまま理性で押さえつけてしまうと、心が壊れて鬱病になる事もあるのです。

自分の心に素直になって行動しないと、ストレスが溜まって取り返しのつかないことにもなりかねないのです。

理性や思考で考える事だけが全てではなく、心や本能でもやりたいことが別にあるということです。

それに嘘をついて塞ぎ込み続けると、心と頭がぶつかり合ってしまうのです。

本能と理性がぶつかり合わないためにはどうすればいいのだろうか

本能と理性はいつも同じ方向を向いているわけではありません。

しかし、同じ方向を向いていることだってもちろんあります。そうやって同じ方向を向いている時はぶつかり合うことはなく、むしろ助け合って力が倍増していつもよりも力を発揮する事ができます。

ですから本能と理性が同じ方向を向けるような行動をすれば良いのです。

理性は状況や環境で変えることが出来ますが、本能は変えることが出来ません。

なので本能とうまく付き合って尊重することでぶつかり合いをなくすことが出来るのです。

本能が求めているものを叶えてあげる

本能が求めている現実は常に持っています。

やりたくないことはやりたくないですし、やりたいことはやりたいのです。

それが消えることはありません。

常に持っているけれど、それは理性でコントロールすることが出来ます。

自分の持っている本能をうまく現実にして行動しながら理性でコントロールする必要があるのです。

先ほどの話で言えば、

仕事はやりたくないけど、やらなければいけないという状況があるとします。

その時に本能が思っているのは、「仕事を辞めたい、違う仕事がしたい」ということです。

理性では、「今はこれをやるしかない、生活のためには仕方ない」と思っています。

そのように、「やるしかない、仕方ない」という気持ちが湧くということは、もう本能ではやりたくないことを理性では知っているということです。

本当にやりたいことをやっていて、理性でもやりたいことをやっているというように同じ方向を向いているのだとしたら、

「この仕事はやりがいがあって、もっと頑張って上を目指したい」

「この企画がうまくいけば、もっと部長に上がれる」

のようにポジティブな行動とイメージが湧いてきます。

嫌だという感情よりもやりたいという感情の方がずっと強く湧いてきます。

それが理性と本能が同じ方向を向いているという事なので一番良い状態なのです。

もし本能を尊重するのだとしたら仕事を辞めなければいけません。

そうしなければいつまで経っても悩みは解決しないでしょう。

本能はそれだけ大きな力を持っているのです。

本能というのは常に自分自身に素直な判断を下しています。

本能が求めているものを優先しすぎた場合

本能が求めているものを尊重して、理性をないがしろにしている時は、

どうしても失敗が多かったり問題が増えてしまいます。

例えば、浮気や不倫です。

この場合は理性ではやってはいけないと思っているにも関わらず、本能を優先してしまって浮気や不倫をしてしまうということです。

他にも他の人のものを盗んだりするのも本能を優先しすぎた結果です。

そうなると現実的に問題が増えてしまったり、後から罪悪感に見舞われたりするのでそれはそれで悩んでしまいます。

どちらを優先しすぎても良い結果は生まれません。

悩まないようにするにはどうしたらいいの?

では、悩まないようにするにはどうしたら良いのかというとそれは、

理性にも本能にも嘘をつかない行動をすれば悩む事はありません。

全ての行動をそうやってバランス良くするには難しいかもしれませんが、うまく付き合っていくことは出来ます。

やりたくない仕事をするのではなく、自分のやりたいことを探してやってみる。

そうすれば、仕事に関しては本能を優先して決めます。

やりたい仕事が理性でもダメなものでなければ良いので、自分の好きな仕事をすれば良いのです。

逆に不倫はいけないことですが、適度にお酒を飲んで羽目を外してストレス発散をするなどをして、理性でも悪いことではなくて、本能でもやりたいことをすればいいのです。

そうやって本能を尊重しながらも、理性でも悪いことだと思わないようなことをしていけば、どちらもぶつかり合ったりせずにいくことが出来ます。

自分なりに良いバランスを見つけていくことが大切なのです。

あとがき

理性と本能というのはいつも同じではなく、お互いにあれこれ考えながら変化しながら同時に自分の中に存在しているものです。

本能を無視して理性的に行動しすぎてもストレスが溜まってしまいますし、本能を尊重しすぎて理性を忘れて行動しすぎても、問題ばかりで悩んでしまいます。

そのバランスを取りながら、自分に合うバランスを探していくことで悩みが減り、ストレスもなくしていくことが出来るのです。

本能と理性は違うことを考えています。

今の世の中では普段の生活の中では理性ばかりを尊重しすぎてストレスが溜まりすぎてしまっています。

その結果、本能が暴走を始めてしまい、やってはいけないことをして自分の中でバランスを取ろうとします。

しかしそんなやってはいけないことをする前に、自分の本能を尊重して行動してけばストレスも溜まらずに暴走せずに生きることもできます。

本能が暴走を始める前に、自分の好きなことや自分のやりたいことを適度にしていくことで精神を安定させて本能の暴走をすることなく、そしてストレスのない生活を送る事が大切なのです。

理性をどうしても尊重しがちですが、本能はとても強い力と意思を持っています。

頭で考えるばかりでなく、自分の心に素直になり好きなことをしていくことも重要なことなのです。

本能が暴走をする前にしっかり自分自身を管理していきましょう。

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